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2021年11月に読んだ本について。
- 書籍は付箋を貼った要点メモ
- 小説、漫画は感想を一言
10月は書籍5冊、小説1冊、漫画3冊でした。
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書籍
ここまで変わる! 家の買い方 街の選び方 | |
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著者 | 牧野 知弘 |
発売日 | 2021/9/30 |
個人評価 | 戸建て賃貸が最強 |
過去の常識はもはや通用しない。新たな家の買い方と街の選び方を伝える。
- 「不動産激変 コロナが変えた日本社会」などの著書があり、不動産の専門家である作者が、コロナ後の住宅事情を考察している。
- 在宅勤務での生産性がオフィスに比べて落ちると回答した比率は日本がダントツで多い。
- 世田谷区の瀟洒な戸建て住宅が驚くような安さで市場に出回るときはもうそこまで来ている。(瀟洒:しょうしゃ。さっぱりしていて好ましい様子)
- 最近の新築マンション価格が上昇している本質は、供給側が客を選んでいるから。メジャー4が相手をしているのは「お金持ち」。
- 住むために便利なマンションを使うのなら、都会にある利便性の高い賃貸に限る。
- 中古戸建を買うときは「土地回り(境界)」「基準法が定める道路」に注意。
- 街は三代が暮らさないとコミュニティが形成されないと言われる。
- 業者の手でリニューアル済みの物件は、不具合を隠蔽されているリスクがある。
- 狙い目は都心賃貸戸建て。
- 人生の中で、家はなんども住み替えるもの。
AIの時代を生きる: 未来をデザインする創造力と共感力 | |
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著者 | 美馬 のゆり |
発売日 | 2021/10/22 |
個人評価 | 小中高生向けの本 |
人とAIの未来のつくり方を「創造力と共感力」をキーワードに、小学生や中学生に向けたわかりやすい言葉で語ります。
- 日本におけるAI・深層学習の聖地である公立はこだて未来大学の教授の本。
- 岩波ジュニア新書から発刊されており、小学生、中学生がターゲット。
- 内容はしっかりしているので、社会人でも十分読める。
- 感情労働という概念。1983年にアメリカの社会学者が肉体労働、頭脳労働につぐ概念として名付けたもの。精神的な負荷の高い労働。
- 肉体労働(Physical Labor/Blue-collar workers)
- 頭脳労働(Brain Labor/White-collar workers)
- 感情労働(Emotional Labor/Pink-collar workers)
なぜオナニーはうしろめたいのか | |
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著者 | 著者複数 |
発売日 | 2021/10/27 |
個人評価 | なかなか興味深かった |
誰も教えてくれなかった「性」の疑問に専門家が答えます。
- オナニーするときにどんな想像をするのかで、自分が性的に「何者」であるのかが分かる。
- 明治時代以降、「強い有害論」に支配されていたオナニー観は、徐々に「弱い有害論」に移行し、戦後は「必要論」が主張されるようになった。
- 精子の数や運動率は、病気や機能障害がなくても10代後半くらいをピークに、徐々に低下していく。
- 中高年男性が若い女性と結婚する年の差婚では女の子の生まれる確率が高くなる。精子はXかYで卵子はすべてX。55歳を超えると精子のYの比率が減少していることが分かった。
- 実はEDは心筋梗塞や脳卒中などの前兆症状と位置付けることができる。
- セックスも体に良いとされている。セックスの回数が多い男性は、狭心症、心筋梗塞といった虚血性心疾患の発症率が低いという論文がある。
明日を生きるための資本論 | |
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著者 | 的場 昭弘 |
発売日 | 2021/10/16 |
個人評価 | 基礎中の基礎が学べる |
なぜ格差は広がるばかりなのか? 働いても給料が上がらないのはなぜか? 資本論、資本主義の基礎の基礎を学べる。
- 努力が報われるのは、努力すれば報われるような環境にいるから。
- 言葉は悪いが資本主義とは基本的に労働者から搾り取る経済システム。
- 経済成長がゼロになり、社会が停滞するという、あたかも資本主義の行きつく先に直面した最初の国が日本である。
- 資本主義は資本の増殖が基本なので、それができなくなったら終わりを迎える。
- 資本主義は労働者を競争させること安売りを強制している。
- 貨幣価値。マルクスによると資本主義が発展した国ほど貨幣価値が低いので、名目的賃金は高くなる。しかし実際は、労働賃金と労働者が生み出した価格との差は、先進国の方が大きいという。それは先進国の方が労働者が搾取されているということ。
- プロレタリアート。古代ローマの最下層にいた市民のことをいった。近年では生産手段を持たない賃金労働者のことをいう。現代でいうサラリーマン。
知らないと損する年金の真実 | |
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著者 | 大江 英樹 |
発売日 | 2021/10/8 |
個人評価 | とても勉強になった |
年金の正しい知識を学べる。メディアやネットでの年金への偏見に踊らされないように知っておくべき知識。
- 公的年金は「予想外に長生きすることに備える保険」である。
- 大切なのは損か得かではなく、何歳まで長生きしても生活することができる安心感にある。
- 20代の若者でも払い込んだ保険料の倍以上が受け取れる。
- 保険料を払わない人は、自分が払った税金の分まで損をすることになる。国民年金の給付原資の半分は税金だから。
- 一人の現役世代が何人の高齢者を養っているか、ではなく、一人の就業者が何人の非就業者を養っているかの割合を考えるべき。2040年を想定しても0.96人。
- アメリカの医療問題をテーマにした「シッコ(Sicko)」というマイケル・ムーア監督の映画がある。自助努力が行きつく社会の病巣が描かれている。
- 厚生年金を負担できない会社に存在意義はない。
- 年金制度の収支は受給開始時期をどうしても中立になるように設計されている。
- 繰り上げ受給の場合、減額された受給額が生涯続く。
小説
秘密 | |
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著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2001/5/10 |
個人評価 | 個人的にはあまり好きではなかった |
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。
- 広末涼子の主演で映画化、志田未来の主演で連続ドラマ化もされた作品。
- もやもやする、すっきりしないという感想。
- アマゾンの書評などでも同じような感想を書いている人が多い感じ。
- 東野圭吾の作品はどれも大ヒットしているが、作品によって人を選ぶ感じがする。
漫画
幼女戦記(23巻) | |
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著者 | 東條チカ、カルロ・ゼン |
発売日 | 2021/10/26 |
ロメール将軍の英雄的な活躍は、帝国軍南方派遣軍団の完全充足という結果をもたらした。だが、南方での勝利に酔う帝国は気づいてはいなかった。東方の赤き野望に、己をみつめる世界の怨嗟に。
- 情報量は多いんだけど、南方大陸編がなかなか進まない。
- 合衆国はずっと「現在準備中。もうちょっと待ってね。」の状態。
薬屋のひとりごと(12巻) | |
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著者 | 日向 夏、しの とうこ |
発売日 | 2021/10/19 |
新章突入。壬氏のお供として猫猫が向かった先は…。
- サンデーGX版の12巻。サンデーGX版は話の展開が早い。
出会って5秒でバトル(18巻) | |
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著者 | はらわたさいぞう、みやこかしわ |
発売日 | 2021/10/12 |
離ればなれになっていた仲間達と再会したアキラ。ユーリと訪れた自宅で、ゲームのヒントと成り得る“あるモノ”を見つけ出す。
- だんだんと謎解きに向かっているけど、まだまだ伏線があって先は長そう。
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読書の習慣がある人は幸福度が高い、らしい。
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