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図書館の大魔術師は月刊誌「good!アフタヌーン」で連載中のファンタジー漫画です。
当ブログいちおしの漫画のひとつです。
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作品紹介
図書館の大魔術師は田舎の少年シオが、世界の本の全てを統括する中央図書館の「司書」を目指す物語です。
本と魔術を題材にした、いわゆるビブリオファンタジーです。
異民族との混血であり、貧民街で姉と二人暮らしのシオは、村の子供たちから差別を受けながら暮らしています。
村の図書館にやってきた司書のセドナと運命的な出会いをし、自らの力で世界を変えていく・・・という物語。
1巻から人種差別やジェノサイド(民族大量虐殺)を取り扱うなど、テーマ性もあり読み応えのある漫画です。
2021年6月現在、5巻まで刊行されています。
漫画レーベル | 作者 | 既刊 |
---|---|---|
アフタヌーンKC | 風のカフナ(原作) ソフィ・シュイム(著) 泉光(いずみ みつ) |
5巻(2021年6月) |
図書館の大魔術師は泉光の連載漫画ですが、原作と著作は別にいて、泉光は作画という体裁を取っています。
第4巻で著者のソフィ・シュイムがシオの見習い司書の同期として登場して、この物語は彼女の視線で過去を描いたものであることが明かされます。
そのため物語の中でも先の展開を暗示させるシーンがたびたび登場します。ネタバレを先にして、そのネタを物語の中で描いていくというスタンスです。
すでに次世代の図書館の大魔術師とシオとの関係、シオとセドナの関係の変化などが訪れることが示唆されています。
人種主義・優生思想のような大きなテーマ以外にも、民族ごとの価値観の違いや性差なども小さなテーマとしてあり、とても読み応えのある作品です。
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読書の習慣がある人は幸福度が高い、らしい。
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