スマートロックのセサミ(SESAMI)が空回りして鍵を開けられなくなり、外に締め出されてしまいました。
空回りの様子がこちらです。
在宅ワークで家に一人の時に起こってしまった事故で、鍵を持つ同居人の帰宅を待てなかったため、業者に依頼して事なきを得ました。
この記事では、この事件の顛末と、二度と同じ過ちを繰り返さないための対処方法について記載します。
ちなみにセサミを購入したのは2019年の12月ごろ。こちらの記事で書いていますが、その便利さと使用感には満足しています。
締め出しの対策した上で、今後も使い続けます。
最初に言ってしまいますが、セサミが空回りしてしまうと業者では対応できません。(最後の手段として鍵を破壊してもらうことはできます)
今回のケースでは業者にドアではなく窓のロックを解錠してもらい、窓から入って事なきを得ました。その時の業者とのやり取りについても記載しておきます。
セサミ(SESAMI)の空回りと原因
記事の冒頭に載せた動画が、セサミが空回りしてしまっている状態です。
ちなみに正常動作時の動きはこちら。
事件が起きたのは平日の12時半ごろ。その日は在宅ワークだったので、お昼を食べに外出をしました。
普段は鞄の中に鍵も入っているので、鞄も持っていれば締め出しは無かったのですが。スマホがあればキャッシュレス決済ができるので、お昼くらいじゃ持ち歩かないんですよね。
セサミのオートロックを設定しているので、食事に行って戻ると鍵はかかっています。自動解錠とノック解錠も設定してますが、この時は反応が悪かったのでスマホからUNLOCKを操作しました。
すると、冒頭の動画の状態になりました。セサミが回りはするものの、解錠はされず。
ものすごく焦りました。同居人は鍵を持って外出していますが、在宅ワーク中の昼間なので夜までは帰ってきません。こちらも仕事を再開しなければなりません。
悠長に待てないので、スマホで締め出しトラブルを対応している業者を検索し、電話をして来てもらいました。しかし、すんなりとは解決しませんでした。。。
ちなみに後から分かった空回りの原因ですが、セサミとドア錠との接合部が緩むことで起きる現象のようです。
業者に依頼して解錠を試みるも対応不可
業者が到着したので、事情を説明して対応してもらいます。
まずはセサミが空回りする様子を見てもらい、スマートロックがどのような構造になっているかを説明しました。
セサミがサムターンを回すことで解錠しているが、そのセサミが空回りしてしまっていることを説明すると。
「それはどうしようもないですね」
という答えでした。
業者はドアポストやドアの隙間から工具を差し入れて、家の中からサムターンを回転させて解錠させます。今回はセサミが装着されているので、セサミのサムターンを回転させるわけです。
しかし、セサミのサムターンをいくら回転させても、それが空回りしてドアを解錠できない状態のため、やっても意味が無いわけです。
考えられる手段としては、セサミを取り外してしまうこと。しかし、強力な粘着テープ2枚で取り付けられているため、この状態で取り外すことはまず不可能です。
結局、ドアロックの解錠は不可能だったので窓の鍵を解錠してもらって、そこから家に入りました。いや、これがマンションの2階以上とかだったらどうしようもなかったです。
オートロックの締め出し対策
セサミのスマートロックの仕組みを考えると、締め出しを完全に防ぐことはできません。
今回のように「セサミが空回りしてしまう場合」「セサミのバッテリーが切れてしまう場合」「粘着テープが取れて落下してしまう場合」なども考えられます。
締め出し対策としては、物理的な鍵を持ち歩くしかありません。しかし、鍵を持ち歩きたくないということもセサミを購入した理由のひとつです。
ということは、解決策はセキュリティーキーボックスを使うしかないと思います。
当ブログではこちらを利用しています。
4桁の暗証番号を入力しないとボックスが開かないのはもちろん、暗証番号が無ければ取付個所から取り外すこともできませんので、イタズラでボックスごと持ち逃げされる心配もありません。
セサミが機能している限り鍵を取り出す機会はないですが、またセサミが機能不全になってオートロックで締め出される場合を考えて備えておくことにしました。
ちなみに、セサミの発売元であるCANDY HOUSE(キャンディハウス)でもセキュリティキーボックスで備えておくことを勧めているようです。
読書の習慣がある人は幸福度が高い、らしい。