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【読書記録】2021年4月に読んだ本の要点メモと小説、漫画の一言感想。

【書籍レビュー】2021年4月
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2021年4月に読んだ書籍、漫画、小説について評価付きで感想を書いています。

2021年4月は書籍7冊、漫画0冊、小説1冊でした。

漫画が0冊の月は珍しいですけど、読んでいる作品の新刊が出なかったことと、春アニメの取捨選択で忙しかったからですね・・・。

書籍(新書/ビジネス/自己啓発)

一人で生きるが当たり前になる社会
著者 中野信子、荒川和久
発売日 2020/12/18
個人評価 おすすめ

2040年には、人口の半分が独身者に…「ソロ大国・ニッポン」をどう生きるか。

脳科学者・認知科学者の中野信子さんと、独身生活者研究の第一人者である荒川和久さんの共著。対談という形ですが、主に荒川さんの分析が軸になっています。

データをエビデンスとした将来予測とそれに対する考え方が述べられています。

ぼんやりと感じているだろうことですがデータで示されると説得力があります。

「複業」で成功する
著者 元榮 太一郎
発売日 2019/11/14
個人評価 おすすめ

副業が当たり前になる社会。弁護士ドットコムの創業者であり弁護士、国会議員としても活動中の著者が示す成功への工程表。

これからは副業が当たり前になる社会です。副業をしている人、これから始めることを考えている人も一読の価値があります。

弁護士ドットコムの創業者であり、弁護士、国会議員としても顔も持つ著者が、どのように副業を成功させてきたか綴られています。

弁護士としても起業家としても一流の著者の考え方を学べます。

もう親を捨てるしかない
著者 島田 裕巳
発売日 2016/5/28
個人評価 おすすめ

親がなかなか死なない時代の、本音でラクになる生き方「親捨て」とは?

5年前の本ですが、今読んでも古臭さはなく、むしろ今こそ読み直すと良い本です。

介護殺人や自殺、ヤングケアラーなどの社会問題が大きくなる中、これらは誰にとっても他人事ではなくなってきました。

実際に世の中で起きているファクトを知り、実情を理解することで将来を考えるきっかけになります。

自分の頭で考える日本の論点
著者 出口 治明
発売日 2020/11/26
個人評価 超おすすめ!

現代社会の課題、一般常識が身につき、それらに対する思考力を鍛えられる。

ライフネット生命の創業者であり、立命館アジア太平洋大学(APU)学長である出口氏の著書。グローバリズム、憲法9条、安楽死、生活保護、ベーシックインカムなど22の論点に対しての説明とそれらに対する著者の考えが示されている。

知っておくべき論点と観点を1冊で学べ、考えることができる。おすすめです。

江戸の家計簿
著者 磯田道史
発売日 2020/1/10
個人評価 おすすめ

江戸の台所事情から時代と文化を読み解く。

歴史学者でテレビなどのメディアでもお馴染みの磯田氏の著作。

時代劇が好きだったり、ある程度の歴史背景を理解している人は楽しめると思います。

中学レベルの日本史しか知らず、日本史に興味がなければ読みづらいかもしれないです。

天災から日本史を読みなおす
著者 磯田道史
発売日 2014/11/21
個人評価 いまいち

史料に残された「災い」の記録を紐解くと、「もう一つの日本史」が見えてくる。災害から命を守る先人の知恵。

こちらも磯田氏の著作。

古文書から過去に起きた自然災害とそれが社会にもたらした影響を分析しています。また、過去の災害から学ぶべき現在の災害対策についても考察しています。

日本は自然災害大国であり、特に大型地震や富士山の噴火はいずれ必ず起こるものです。

改めて考えさせられました。

どん底から1日1億円の売り上げを出す方法
著者 保阪 尚希
発売日 2018/5/17
個人評価 おすすめ

芸能界を“セミリタイア”し、通信販売の世界へ。大ヒット商品を連発するプロデュース力の礎となっているものとは―。

家なき子やサラリーマン金太郎で有名な俳優である著者の、幼少から起業家・コンサルタントとして活躍している現代までが綴られています。

以前から俳優をセミリタイヤした後の同氏の活躍はテレビなどで知っていて興味がありました。

俳優としての顔しか知らない人は一読の価値があります。

小説(ミステリ多め)

流星の絆
著者 東野圭吾
発売日 2011/4/15
個人評価 いまいち

何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。

映画化もされている東野圭吾の小説。序章から結末はある程度予想できますが、その通りに進んでくれてほっとしました。

悲劇で終わらず、ハッピーエンド・・・と言ってもよい終わり方をしています。

ただ、ほぼ最初から最後まで意外性もなく淡々と進んでいくので、少し物足りない感じでした。

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