室内用の60センチ水槽を立ち上げるにあたって、60センチ用の水槽台を探しました。
いろいろと調べて、コトブキ(寿工芸)のプロスタイルとジェックス(GEX)のアクアラックウッドが候補に挙がりました。
どちらも東京アクアガーデンのアクアリストがよく使うおすすめの水槽台として紹介されています。
最終的には、内部と背面が大きく空いていて、器材の取り回しが良さそうなプロスタイル600Sに決めました。
組み立ててみると見た目も美しく、頑丈で耐久性もしっかりあります。
チャームやAmazonのレビューで「ホワイトではなくグレーでがっかり」との批評もありましたが、特に気になるものではありませんでした。
なお、組み立てには電動ドライバーが必須です。手動ドライバーで組み立てられないこともないとは思いますが、かなり力を要する重労働になります。
特に裏表や取付位置を間違ってやり直す場合など、電動ドライバーが無ければ難しいと思います。そのため、回転方向を左右どちらにも変更できる電動ドライバーが必要です。
また、締め過ぎ防止のクラッチ機能がある電動ドライバーを使うべきです。クラッチ機能は設定したトルク以上になると空回りして締め過ぎを防ぐ機能で、これが無いと締め過ぎで板を割ってしまう可能性があります。
水槽台は板材と袋詰め部品で梱包されて届きました。
天板と底板が似ているので間違えやすいですが、ネジ穴が5か所ある方が天板です。また、ネジ穴がある方が天板の上側になります。
ビスはヒンジとヒンジベースを固定した状態で入っています。ビス×16と部品表にあるのに、袋には12しか無くて梱包不備かと思いました。
電動ドライバーがあれば組み立ては難しくありません。板を固定するために誰かに手伝ってもらう必要もなく、ひとりで組み立てできます。
組み立て時間は30分ほどです。途中でまく材の裏表を間違えてしまいましたが、電動ドライバーで外して直すことができました。
プロスタイルは背面が大きく空いているのがメリットです。衝立があるとホースなどの取り回しに困ったりすることがありますが、これくらい空いていると背面から機材の出し入れもできます。
プロスタイル600Sの規格は下記のとおり。
横幅(Width) | 615 mm |
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奥行き(Depth) | 310mm |
高さ(Hight) | 647 mm |
静耐荷重 | 110 Kg |
60センチ水槽におすすめの水槽台です。
今回プロスタイル600Sを組み当てるにあたって電動ドライバーも買いました。いろいろと調べてアイリスオーヤマの電動ドライバーにしました。
クラッチ機能は必須と考えていたので、コスパ的にはベストな買い物だったと思います。電動ドライバーを探していればおすすめです。
水槽セット
ガラス水槽、外掛け式フィルターなど水槽立ち上げに必要なものが揃ったセット。
バックスクリーンを貼るために必要なものが揃ったセット。バックスクリーンは仕上がりが綺麗な糊タイプがおすすめ。
必須用品(ろ過・エアレーション)
ろ過装置とエアレーションは静かなものを。
ろ過装置・フィルタ
静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。交換用のバイオパックもコスパが良い。
テトラ製より若干静音性に劣るが省スペース。交換用のスリムマットは若干コスパが悪いのでまとめ買いが良い。
エアレーション用品
静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。エアストーンはアンビリーバブルAIRがおすすめ。
メンテナンス用品
水替えと掃除はこまめに。
水替え用品
水替え時の水道水のカルキ抜き。
善玉菌で水槽底のフンや残餌などの汚れを分解。
生きた「ろ過バクテリア」で素早く生物ろ過を立ち上げる。
掃除用品
水替え時の水抜きでお馴染み。砂利などの低床を丸ごと掃除できるのでアクアリスト必須。
磁石の力で水槽に手を入れずにガラス面を掃除できる。
水温管理用品
室内に置いた水槽なら小型のヒーターで十分。水温コントローラー内臓で26℃に保つ。
水面に送風して水温を下げるクールファン。夏には必須だが、送風音が大きいので生活スペースに置いた水槽には使いづらい。
その他
エサや水槽レイアウト用の流木や石など。
エサ(餌)
顆粒タイプ。沈下性があるので熱帯魚の種類が多い水槽にも良い。
顆粒タイプ。粒が小さいのでゴールデンハニードワーフグラミーも食べてくれる。
流木・石・活着水草
ミクロソリウムは幅広い水質に対応し、非常に丈夫な水草。流木や石への活着性があり、管理しやすいのでおすすめ。プテロプス、トライデントなど種類も多い。