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原稿執筆パック(RYOKAN TOKYO 湯河原)の体験談(レビュー)。

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少し前に話題になった「原稿執筆パック」を湯河原のThe Ryokan Tokyo YUGAWARAで体験してきました。(話題になったのかなり前ですが)

原稿や卒論などで旅館に缶詰めしたい人向けのプランで、旅館のスタッフによる進捗確認などのユニークなサービスで話題になりました。

旅館で缶詰め作業

今回は一泊二日で利用しましたが、チェックインが16時から、チェックアウトが10時のため、ガッツリ取り組むなら二泊以上がお勧めです。

ただし、併設のカフェを利用するなら、当ブログのように一泊でも作業に打ち込めます。

旅館に缶詰めで作業し、疲れたら温泉で休憩する。そしてまた作業して、また温泉。

ガッツリ作業だけをしたい人には向いています。ですが、旅行をメインに楽しみたい人は別の旅館を探した方がいいと思います・・・。

原稿執筆プラン体験談

原稿執筆プランの概要と体験談(レビュー)です。

原稿執筆パックとは

The Ryokan Tokyo YUGAWARAでは「原稿執筆パック」や「積ん読解消パック」など、旅館で缶詰め作業するプランがあります。

この旅館ではYogiboという体にフィットするソファを全室と併設のカフェに置いてあり、くつろぎのひと時をコンセプトにしています。

最初は座敷にソファだと疲れないかな?と思いましたが、長時間作業しても全然疲れませんでした。

ちょっと高いですが、これ、欲しいです。

原稿執筆プランは、1泊3食付きのプランです。季節でも違いますが、土日なら和室(8畳)で約22,000円ほどです。

料金には宿泊当日の夕食、翌日の朝食と昼食が含まれます。

チェックインが16時以降、チェックアウトが10時のため、翌日はチェックアウト後に併設の源泉カフェで昼食になります。

当ブログでは、14時くらいに旅館に着き、チェックイン前は源泉カフェで作業しました。

チェックイン前、チェックアウト後でもフロントで荷物を預かってもらえるので、大荷物を持って作業をする必要はありません。

原稿執筆プランは基本的にコーヒー、紅茶が飲み放題で、翌日の昼食が付いたプランと考えてOKです。

スタッフによる進捗確認や原稿の感想を聞くなどは、希望申告制のオプションです。あまり利用している人はいないようです。(恥ずかしいので遠慮)

原稿執筆パックはCHILLNNという宿泊予約プラットフォームからのみ予約できます。じゃらんや楽天トラベルからは予約できないので注意です。

ただ、先述したようにコーヒー、紅茶が飲み放題なだけなので、普通にいつも利用している旅行サイトから予約すればいいと思います。(その方がポイントも付きます)

旅館までのアクセス

JR湯河原駅からバスで10分、徒歩で10分の距離にあります。

神奈川県の湯河原駅は新宿から1時間半、横浜から1時間程度なので、交通アクセスもよい場所です。

湯河原駅の改札を出てすぐのバス停(2番)に乗り、13番目の藤木橋前で降ります。10分弱くらいです。

そこから徒歩で旅館まで向かいますが、山の上にあるので坂道が結構キツイ。距離は大したことないですが、勾配がエグい。

亀屋旅館の方へ上ります

当ブログの荷物は軽いノートPCだけだったので歩きましたが・・・。ヘトヘトに。

キャリーケースや重い荷物を持っている場合は、タクシーや旅館の送迎を利用してください。

旅館の送迎は時間が決まっている(15:45発と16:45発の予約制)なので、早めに着きたい場合は使えませんが。

タクシーは湯河原駅から1,500円ほどです。

源泉カフェで作業

真夏に行ったので、坂道を炎天下の下で歩いて旅館に到着。

タクシー代をケチりましたが、荷物が多ければ迷わずタクシーが良いです。

14時頃に到着し、チェックインが16時からなので源泉カフェで作業しました。

源泉カフェの作業スペース

お客さんはそこそこ多く、座敷席(畳です)のほとんどは埋まっていました。

作業している人が多いので比較的静かです。すぐには作業せず、少し横になって休憩(スヤァ・・・)

畳の上のお昼寝、気持ちいい・・・!

1時間くらい寝てから、アイスコーヒー飲みながら1~2時間ほど作業しました。(ほとんど寝てる)

Wi-Fiは全客室、カフェで利用できます。回線速度も十分ありました。(下り10Mbps、上がり60Mbps)

座敷での作業は疲れるかなと思ったのですが、全然そんなことはありませんでした。

部屋で作業

17時くらいにチェックイン。

8畳と広いので、何人かで共同作業でも来れそうです。

くつろぎ和室(8畳)

部屋の明かりは少なく、昼間はふすまを開けていれば外の光が入ってくるので明るいですが、夜になると結構暗くなります。

PC作業などは問題ないですが、原稿の執筆や手書きのレポートなどはスタンドライトが必要だと思います。

原稿執筆パックなら無料でレンタルできますが、その他のプランで来ている場合にはひとつスタンドライトを持ってきた方が無難です。

他に気になった点として、エアコンの効きが悪い。

洗面台スペースはふすま(障子)で区切られており開閉自由ですが、上が空いており実質的に繋がっています。

8~10畳くらいの部屋にしてはエアコンが貧弱。猛暑に行ったので、冷房をガンガンにかけました。

う~ん、値段の割にはあまり良い部屋じゃないな・・・。

夕食

少し作業をしたところで、夕食。夕食はプランに含まれています。

夕食は併設されている源泉カフェで食べます。

地元の鮮魚などを使った料理でした。のんびりと美味しくいただきました。

地元の鮮魚を使った夕食

源泉カフェも夜になると結構暗く、もう少し光を取り入れてもいいのではないかな~と思いました。

温泉

夕食を食べて部屋に戻り、もう少し作業をしたところで温泉へ。

男女別の大浴場ひとつだけで、露天風呂はありません。

大浴場も大きなものではなく、お風呂を楽しみに行くとがっかりすると思います。

サウナなどもないので、本当にちょっと(かなり)大きな家のお風呂、といった感じでした。

長いすることもなく、さっさと上がって作業に戻ります。

湯河原駅前で調達したお酒とおつまみで眠くなるまで作業しました。

朝食~チェックアウト~昼食

朝食も昼食も源泉カフェになります。

朝食は近くの漁港で取れた魚の干物とおちょこ膳。

朝食はおちょこ御膳

10時にチェックアウトなので、朝食後は部屋に戻って作業しました。

チェックアウト後は昼食まで源泉カフェで作業することになります。

あんまり早くチェックアウトしてしまうと、源泉カフェで過ごす時間が長くなるので、チェックアウトはぎりぎりがいいかなと思います。

昼食を食べて帰路へ。本当に作業以外は何にもしていません。

温泉とか色々と楽しみがあると作業以外の時間が増えるので、これはこれでアリなんじゃないでしょうか。

近隣のお勧めスポット

せっかく湯河原に来たのだからと、宿から徒歩圏内の温泉施設へ。

湯河原温泉こごめの湯

旅館からは徒歩で10分程度です。

大浴場と露天風呂があり、大人は1,100円。

地元の人がよく利用している温泉施設のようです。

せめてこのレベルの温泉が旅館にも欲しかったなぁと思いつつ。

ホテル以上に娯楽が無く、旅館で缶詰め作業というのは自分を追い詰めたい時には良いかなぁと思う一方、次にやるときはもう少し作業のあとの癒しを得られるところにしたい、と思いました。おわり。

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