ゴールデンハニードワーフグラミー(GHDグラミー)は体長が4~5センチと小さく、水槽をゆっくりと立体的に泳ぐ姿が愛らしい人気の熱帯魚です。
価格も400円前後と安く、専門店でなくともホームセンターのペットコーナーなどでもよく見かけます。
ちなみにオスとメスでは、メス(写真がそうです)の方が小柄で発色も綺麗です。
そんなゴールデンハニードワーフグラミーですが、餌を食べなかったり、口に入れてもすぐに吐き出してしまう場合があります。
特に飼い始めたころ(水槽に入れたころ)によく見られる現象です。
まず、餌の大きさと種類を確認してください。
ゴールデンハニードワーフグラミーはあまり好き嫌いせずに餌を食べますが、口がとても小さいので、かなり小さくないと食べてくれません。
口に入る大きさでも、食べにくいものはすぐに吐き出してしまいます。
おすすめは小さな顆粒(ゆっくり沈むタイプ)と冷凍赤虫です。
冷凍赤虫はキョーリンのものがおすすめです。
他の熱帯魚も大好物で、よく食べてくれます。
ただし、栄養バランスは専用フードの方が高く、また水を汚しがちなので、週に1回程度にしましょう。
顆粒ならメダカの舞がおすすめです。
メダカの稚魚にも与えられる小さな顆粒なので、ゴールデンハニードワーフグラミーも楽に食べられます。
買ったばかりの小さなグラミーであれば、メダカの舞(ベビー)が良いです。メダカの稚魚用のさらに小さなタイプです。
一応、小さめのフレークや細かくしたウェハースなども食べてくれます。しかしその場合は指ですりつぶしたり細かく刻んで与えましょう。
他の熱帯魚と混泳させている場合、テトラミンなどのフレークタイプの餌を指ですりつぶして与えるのも良いと思います。
ネオンテトラなど動きの速い熱帯魚と混泳している場合、動きが遅いゴールデンハニードワーフグラミーは餌の取り合いに負けてしまうので気をつけてください。
グッピーレベルでも、取り合うと簡単に負けてしまいます。
ゴールデンハニードワーフグラミーが食べ損なわないように、水槽全体に広く与えてください。ただし、数分で食べきれる量として与えすぎないように。
顆粒であれば、ゴールデンハニードワーフグラミーの目の前に落としてあげるとよいと思います。
餌を与える時は少しチェックして、ゴールデンハニードワーフグラミーがちゃんと食べられているかを確認してあげてください。
慣れると、近づいたときにエサがもらえると思って近づいてくるようになります。
見ていて飽きない愛嬌のある熱帯魚です。
水槽セット
ガラス水槽、外掛け式フィルターなど水槽立ち上げに必要なものが揃ったセット。
バックスクリーンを貼るために必要なものが揃ったセット。バックスクリーンは仕上がりが綺麗な糊タイプがおすすめ。
必須用品(ろ過・エアレーション)
ろ過装置とエアレーションは静かなものを。
ろ過装置・フィルタ
静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。交換用のバイオパックもコスパが良い。
テトラ製より若干静音性に劣るが省スペース。交換用のスリムマットは若干コスパが悪いのでまとめ買いが良い。
エアレーション用品
静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。エアストーンはアンビリーバブルAIRがおすすめ。
メンテナンス用品
水替えと掃除はこまめに。
水替え用品
水替え時の水道水のカルキ抜き。
善玉菌で水槽底のフンや残餌などの汚れを分解。
生きた「ろ過バクテリア」で素早く生物ろ過を立ち上げる。
掃除用品
水替え時の水抜きでお馴染み。砂利などの低床を丸ごと掃除できるのでアクアリスト必須。
磁石の力で水槽に手を入れずにガラス面を掃除できる。
水温管理用品
室内に置いた水槽なら小型のヒーターで十分。水温コントローラー内臓で26℃に保つ。
水面に送風して水温を下げるクールファン。夏には必須だが、送風音が大きいので生活スペースに置いた水槽には使いづらい。
その他
エサや水槽レイアウト用の流木や石など。
エサ(餌)
顆粒タイプ。沈下性があるので熱帯魚の種類が多い水槽にも良い。
顆粒タイプ。粒が小さいのでゴールデンハニードワーフグラミーも食べてくれる。
流木・石・活着水草
ミクロソリウムは幅広い水質に対応し、非常に丈夫な水草。流木や石への活着性があり、管理しやすいのでおすすめ。プテロプス、トライデントなど種類も多い。