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熱帯魚の水槽飛び出し事故の原因と対策。ネオンテトラは飛ぶ。

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熱帯魚を飼っていると、熱帯魚が水槽から飛び出してしまい、干からびてしまう事故に遭遇することがあります。

夜間だったり、外出中だったりすると、飛び出しに気づくこともできません。

水槽にフタをするのが最も効果的ですが、水槽を完全に覆うのは難しいです。

この記事では、当ブログでも飼育しているネオンテトラを例に、熱帯魚が飛び出す原因や、フタ以外の飛び出し防止の工夫も紹介します。

ネオンテトラ水槽

飛び出し事故の原因

熱帯魚は意外と水面へ飛び出すことが多いです。

当ブログでも紹介しているネオンテトラやアカヒレなどは、素早く泳ぐタイプの熱帯魚なので、飛び出し事故も多くなります。

驚いて飛び出す

ネオンテトラが水面から飛び出る主たる原因は「びっくりして飛び出してしまう」です。

特に危ないのは「水槽が揺れる」時です。

車道に面した部屋で飼育していて、トラックやダンプが通った時に部屋が揺れるなど、水槽が揺れる環境は危険です。

ネオンテトラは臆病なので、びっくりして激しく動き、水面から飛び出してしまうことがあります。

また、急激な光の変化もネオンテトラを驚かす原因になります。

朝起きて灯りを付ける分には、ネオンテトラたちも寝ている状態なので、急に明るくなったとしても急激に動くことはありません。

水槽用の照明だけを暗めに付けているなどネオンテトラが起きている状態で、いきなり部屋の明かりを付けたりすると、急激な光の変化で驚いて飛び出しの原因になります。

水槽が小さすぎて飛び出す

水槽が小さすぎてネオンテトラが泳ぐスペースがないことも、飛び出しの原因になります。

水槽が小さすぎてネオンテトラが泳ぐスペースが十分にないと、激しく泳いだ時に勢い余って飛び出してしまうことがあります。

ネオンテトラは上下に大きく泳ぐこともあるので、水槽の高さが足りないと水面から飛び出してしまうこともあります。

水槽の外に出ないように水量を減らして水面を下げる人もいますが、お勧めしません。

水量を減らすことは水質の悪化や酸素不足に繋がりますし、ネオンテトラが泳ぐスペースを減らしてしまうことになります。

それに、ネオンテトラが水面から飛び出すときは、かなりの距離を飛びます。

少しくらい水面を下げたからといって、水槽の外に飛び出すことは防げません。

飛び出し事故の防止方法

ネオンテトラの飛び出し事故を防ぐ1番の方法は「フタをすること」です。

必ずフタは取り付けましょう。

しかし、ヒーターやエアポンプ、ろ過装置などの器具を取り付けるため、どうしても水槽を完全に覆うのは難しいです。

それでも、なるべくネオンテトラが飛び出せる面積を小さくしましょう。

フタをする

まずは水槽用のフタを買って取り付けましょう。

水槽全体をカバーできなくても、1/2~2/3ほど覆うだけでも効果はあります。

最初からフタ付きの水槽を買うのも良いと思います。

初心者向けにセット売りしている水槽などは、ほとんどフタが付いています。

ただし、器具を取り付けるため、どうしても全体はカバーできません。

露出してしまうところは100円均一などで金網などを買って取り付ければカバーできます。

水槽の端から飛び出すことが多いので、なるべく端はカバーしておきましょう。

ネオンテトラは水槽の壁伝いに下から上へ泳ぎ、飛び出すことが多いのです。

水平にはこれ以上泳げないから、垂直に泳ぐという訳ですね。

魚にとっては不憫ですが、水槽で飼育する以上、これはどうしようもありません。

浮草を浮かべる

見た目重視でフタを取り付けたくない・・・という場合は、浮草を浮かべましょう。

水面を浮き水草で覆って、飛び出せるスペースを潰してしまうわけです。

例えば、こういった水に浮かべるフローティングタイプの人工水草があります。

フタが無い部分には浮草を浮かべておけば、そこから飛び出してしまうのを防止できます。

スキマから飛び出すことはあるかもしれませんが、確率はぐっと下がるでしょう。

メダカなどの場合は産卵の場所にもなるので、一石二鳥ですね。

驚かさない

もちろん、そもそもネオンテトラが驚かない環境にすることも大切です。

水槽が揺れるような状況は必ず避け、急激な光の変化もないようにしましょう。

ただし、地震のような避けられない衝撃もあるので、当記事で紹介したような飛び出し対策はしておいた方がよいと思います。

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熱帯魚を飼育する時のお勧めグッズ。特に初心者の方にお勧めです。

ネオンテトラを始め、様々な熱帯魚に使える餌。
消化が良いため糞の量を減らし水質悪化を抑制します。

初心者や1人暮らしの水槽ならこれ。カラーボックスの上でもOK。

フィルターなどがセットになった「これだけでOK」なセット。お勧め。

低床にするならこれ。ネオンテトラの青色が映えます。バクテリアにより水を綺麗に濾過する機能もあります。

水を綺麗に濾過する納豆菌入りのブロック。濾過フィルタと合わせてあると水替えの頻度が減ります。

15㎝のキューブ水槽。小さいですが、これだけでネオンテトラ3、4匹なら飼えます。

ヒーター。30~40㎝の水槽ならこれでOKです。

酸素を出す石。エアーポンプが無くてもこれがあればOK。エアーポンプの音が気になる人にはお勧め。

水替え用のポンプ。便利ですが、30~40㎝水槽ならスポイトで十分です。

水替えに便利なスポイト。水槽の底のゴミ掃除も同時にできます。

熱帯魚・アクアリウム用品

水槽セット

ガラス水槽、外掛け式フィルターなど水槽立ち上げに必要なものが揃ったセット。

バックスクリーンを貼るために必要なものが揃ったセット。バックスクリーンは仕上がりが綺麗な糊タイプがおすすめ。

必須用品(ろ過・エアレーション)

ろ過装置とエアレーションは静かなものを。

ろ過装置・フィルタ

静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。交換用のバイオパックもコスパが良い。

テトラ製より若干静音性に劣るが省スペース。交換用のスリムマットは若干コスパが悪いのでまとめ買いが良い。

エアレーション用品

静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。エアストーンはアンビリーバブルAIRがおすすめ。

メンテナンス用品

水替えと掃除はこまめに。

水替え用品

水替え時の水道水のカルキ抜き。

善玉菌で水槽底のフンや残餌などの汚れを分解。

生きた「ろ過バクテリア」で素早く生物ろ過を立ち上げる。

掃除用品

水替え時の水抜きでお馴染み。砂利などの低床を丸ごと掃除できるのでアクアリスト必須。

磁石の力で水槽に手を入れずにガラス面を掃除できる。

水温管理用品

室内に置いた水槽なら小型のヒーターで十分。水温コントローラー内臓で26℃に保つ。

水面に送風して水温を下げるクールファン。夏には必須だが、送風音が大きいので生活スペースに置いた水槽には使いづらい。

その他

エサや水槽レイアウト用の流木や石など。

エサ(餌)

顆粒タイプ。沈下性があるので熱帯魚の種類が多い水槽にも良い。

顆粒タイプ。粒が小さいのでゴールデンハニードワーフグラミーも食べてくれる。

流木・石・活着水草

ミクロソリウムは幅広い水質に対応し、非常に丈夫な水草。流木や石への活着性があり、管理しやすいのでおすすめ。プテロプス、トライデントなど種類も多い。