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水槽に傾斜を作る方法。100均の人工芝マットで熱帯魚水槽に奥行きを演出する。

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熱帯魚の水槽を作るとき、傾斜を付けると奥行きを感じられる水槽になります。

砂利やソイルなどの低床を敷くとき、平らに敷くのではなく、奥の方が高く、手前側が低くなるように敷きます。

そうすると、錯視の効果で実際よりも奥行きを感じる水槽になるのです。

しかし岩などの大きなもので奥行きを演出するのはともかく、ソイルなどで傾斜を作って奥行きを作るのは結構難しいです。

この記事では100円均一の人工芝マットで傾斜を作る方法を説明します。

人工芝マットで傾斜を作る

100円均一で売っている「人工芝マット」を使って傾斜を作ります。

今回はダイソーで買ってきました。

水槽は以下の300㎝を立ち上げたので、1枚で十分でした。

もう少し水槽が大きければ、2枚買っておけば足りなくなることはないと思います。

軽い人工芝マットで傾斜を作ると「ソイルの節約」「軽くできる」というメリットもあります。

なお、ソイルは同じジェックスのピュアソイルブラックを使っています。

ネオンテトラの青が良く映えるのでお気に入りです。

  • 人口芝マットで傾斜を作ると水槽に奥行き生まれる
  • 人口芝マットでかさ上げするのでソイルを節約できる
  • ソイルを節約できるので重量を軽くできる

人工芝マットをカットする

まず、水槽の幅に合わせて人工芝マットをカットします。

人工芝マットをカットするときは、ハサミだと切りづらいので「ニッパー」があると便利です。100均で一緒に買っておきましょう。

人工芝マットをカットする

水槽の幅ぴったりにカットせず、少しだけ水槽との間にスキマができる大きさに切ります。

こうしないと、ソイルや砂利が水槽と人工芝マットの間に入らなくなるので、外から人工芝マットが丸見えのダサい水槽になってしまいます。

3段くらいに人工芝マットを重ねて傾斜を作るため、水槽の1/3くらいの奥行のもの、さらにその1/2くらいのサイズ、さらにその1/2くらいのサイズ・・・とカットします。

あまり傾斜の角度を付けてしまうと水草等のオーナメントが置けなくなるので、3段くらいでゆるめになるようにしましょう。

2段くらいでも良いかもしれません。

  • 水槽と人工芝マットの間に少しスキマが出来る大きさにカットする
  • 2~3段くらいを重ねるようにカットする

人口芝マットを組み立てる

人工芝マットをカットしたら、それを重ねて段差を作ります。

乗せる、というよりは押し込む感じで重ねてください。

こんな感じになります。

人口芝マットを組みわせる
人工芝マットを組み合わせる

今回は3段で作っています。

このあたりは、水槽の大きさに合わせて調整してください。

ソイルを敷いて水を入れる

3段に重ねた人工芝マットを水槽にセットします。

こんな感じになります。

人工芝マットを水槽にセットする
人工芝マットを水槽にセットする

この上にソイルや砂利を敷いていきます。

先ほど記載したように、水槽と人工芝マットの間の隙間にソイルを流し込むのを忘れないでくださいね。

そうしないと外から人工芝マットの緑が丸見えで、ダサい水槽になってしまいます。

ソイルを入れる
ソイルを入れる
ソイルを入れる

水をいれてネオンテトラを放流してみました。

水槽に水を入れる
ネオンテトラを放流する

いい感じですね。

このあと、水草や熱帯魚たちの隠れ家となるオーナメントを配置すれば、水槽の立ち上げは完了です。

傾斜の途中にオーナメントを置くことはできませんが、傾斜の一番上や手前側は傾斜がないので、置くことができます。

傾斜の途中にも置こうと思えば可能ですが、ソイルが崩れる原因にもなるので、あまり推奨はしません。

水槽に傾斜を作る理由

最初にも記載しましたが、水槽に人工芝マットで傾斜を作ることには、いくつかのメリットがあります。

  1. 人口芝マットで傾斜を作ると水槽に奥行き生まれる
  2. 人口芝マットでかさ上げするのでソイルを節約できる
  3. ソイルを節約できるので重量を軽くできる

①の「水槽に奥行きを作る」はそもそもの目的ですが、②と③は副次的なメリットです。

今回立ち上げた300㎝水槽は、水槽だけで重さが4Kgあります。

正確には300×200×250(㎜)なので、水を入れたときの総重量は約17Kg。

参考までに、水槽の重量を計算してくれるサイトを紹介しておきます。

当ブログの水槽は、専用の水槽台ではなく、耐荷重が限られるカラーボックスの上に置いています。

人工芝マットを使って傾斜を作ることは、ソイルと水を出来るだけ減らして重量を軽くするのにも貢献しています。

岩や小石を使って傾斜を作れば重くなるので、人工芝マットは傾斜を作るには最適な道具だと思います。

是非、試してみてください。

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熱帯魚を飼育する時のお勧めグッズ。特に初心者の方にお勧めです。

ネオンテトラを始め、様々な熱帯魚に使える餌。
消化が良いため糞の量を減らし水質悪化を抑制します。

初心者や1人暮らしの水槽ならこれ。カラーボックスの上でもOK。

フィルターなどがセットになった「これだけでOK」なセット。お勧め。

低床にするならこれ。ネオンテトラの青色が映えます。バクテリアにより水を綺麗に濾過する機能もあります。

水を綺麗に濾過する納豆菌入りのブロック。濾過フィルタと合わせてあると水替えの頻度が減ります。

15㎝のキューブ水槽。小さいですが、これだけでネオンテトラ3、4匹なら飼えます。

ヒーター。30~40㎝の水槽ならこれでOKです。

酸素を出す石。エアーポンプが無くてもこれがあればOK。エアーポンプの音が気になる人にはお勧め。

水替え用のポンプ。便利ですが、30~40㎝水槽ならスポイトで十分です。

水替えに便利なスポイト。水槽の底のゴミ掃除も同時にできます。

熱帯魚・アクアリウム用品

水槽セット

ガラス水槽、外掛け式フィルターなど水槽立ち上げに必要なものが揃ったセット。

バックスクリーンを貼るために必要なものが揃ったセット。バックスクリーンは仕上がりが綺麗な糊タイプがおすすめ。

必須用品(ろ過・エアレーション)

ろ過装置とエアレーションは静かなものを。

ろ過装置・フィルタ

静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。交換用のバイオパックもコスパが良い。

テトラ製より若干静音性に劣るが省スペース。交換用のスリムマットは若干コスパが悪いのでまとめ買いが良い。

エアレーション用品

静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。エアストーンはアンビリーバブルAIRがおすすめ。

メンテナンス用品

水替えと掃除はこまめに。

水替え用品

水替え時の水道水のカルキ抜き。

善玉菌で水槽底のフンや残餌などの汚れを分解。

生きた「ろ過バクテリア」で素早く生物ろ過を立ち上げる。

掃除用品

水替え時の水抜きでお馴染み。砂利などの低床を丸ごと掃除できるのでアクアリスト必須。

磁石の力で水槽に手を入れずにガラス面を掃除できる。

水温管理用品

室内に置いた水槽なら小型のヒーターで十分。水温コントローラー内臓で26℃に保つ。

水面に送風して水温を下げるクールファン。夏には必須だが、送風音が大きいので生活スペースに置いた水槽には使いづらい。

その他

エサや水槽レイアウト用の流木や石など。

エサ(餌)

顆粒タイプ。沈下性があるので熱帯魚の種類が多い水槽にも良い。

顆粒タイプ。粒が小さいのでゴールデンハニードワーフグラミーも食べてくれる。

流木・石・活着水草

ミクロソリウムは幅広い水質に対応し、非常に丈夫な水草。流木や石への活着性があり、管理しやすいのでおすすめ。プテロプス、トライデントなど種類も多い。