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【漫画】白百合は朱に染まらない。第2次世界大戦でソビエトに実在した女性飛行連隊を描いた漫画がとてもお勧め。綿密な取材に基づいたリアルなストーリー。感想・レビュー。

白百合は朱に染まらない。本作は、第2次世界大戦のソビエトで実際に存在した、実戦配備された女性だけの飛行連隊を題材にした漫画です。

書籍紹介の概要で私の好みの作品だろうと飛びつき、衝動買いした漫画です。

その通り、当たりでした。2巻以降も発売されたら、即買い決定の漫画です。

ドイツからは「夜の魔女」と呼ばれた「第46親衛夜間爆撃航空連隊」をモチーフにしているのだと思います。

空戦の様子もガンガンに描かれています。

白百合は朱に染まらない1巻より

ジャンルでいうと歴史漫画になるのでしょうか。オリジナル要素を交えながらも、綿密な取材と史実に沿ったリアリティのあるストーリーが展開され、実在の人物も多く登場します。

白百合は朱に染まらない。は、商品説明によると、

第二次世界大戦中、本当にあった【少女×戦闘機】!!“全員、女”――世界初の女子飛行連隊が、ソビエト連邦に発足した。かつて、ウクライナの空は私たちの遊び場だった。第二次世界大戦中のソ連では少女たちが自ら愛する人のために飛び出していった。――女であることが足枷になる戦場へ。実在した女性パイロットたちの史実を元に紡ぎだす、青春歴史スペクタクル!

第二次世界大戦版、ロミオとジュリエット!第二次世界大戦中、ソ連で実在した【全員、オンナ】の飛行連隊を元に描く青春歴史スペクタクル開戦!ウクライナの田舎町に住むロシア人少女・ナージャは、恋愛未満の幼馴染と空戦ごっこをしたり、マリーナ・ラスコーヴァに憧れる普通の女の子だった。――1941年6月22日バルバロッサ作戦によって家族と友達を失うまでは。大きな時代の渦の中、生き別れた幼馴染と擦れ違う‥‥。

私のように、タイトルから何をモチーフにした話か、想像ができた人もいるんじゃないでしょうか。

白百合とは、ソビエトに実在した女性戦闘機乗りである「リディア・リトヴァク」の愛称というか、トレードマーク。知っている人も多いのではと思います。

朱は言わずもがな、ソビエトの赤色空軍を表しています。

ソビエト好きで知られる声優の上坂すみれさんとか、飛びついちゃうんじゃないでしょうかね。もしかしたら既に知っているかもしれません。

ウクライナで幼馴染として育ったナージャとイヴァン。ある日、ドイツ軍の奇襲を受けて離れ離れになってしまった二人は、それぞれソビエトとドイツの飛行士として、敵同士として戦場で再開します。

白百合は朱に染まらない1巻より

1巻では二人はまだお互いが生きていることも知らず、ましてや敵国の航空兵として相対するなど想像すらしていません。

これからどうなっていくかは分かりませんが、商品説明に「ロミオとジュリエット」という表現が出ていることから、お互いの生存を認識した後も敵同士として葛藤していくのかもしれません。

想像しただけで涙が出ます・・・。

ところで、この漫画の魅力は、徹底した取材に基づいた背景にもあります。

登場人物の紹介として、これらの背景や人物像なんかも幕間に紹介されていますが、これがまた読みごたえがある。

この紹介ページを通して、過去のソビエトで実際に存在した彼らのことを知ることで、さらにストーリーに入り込むことができます。

白百合は朱に染まらない1巻より

次巻も楽しみにしています!

それにしてもカルロ・ゼン氏の売国機関など、最近の私は戦時下を描いた漫画が好きな傾向があるみたいですねぇ。

なお、作者の平沢ゆうなさんの別作「僕が私になるために」もお勧めです。

作者自身のタイでの性転換手術の体験を描いた漫画で、一気読みしてしまいました。

作者自身が語っているように、作者自身の考えや見解は極力排除した形で、事実のみを淡々と描いています。

しかし一気に読ませるだけの力がありました。性同一性障害や性転換という言葉が身近にないからこそ、読んでみる意味があると思います。

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