水槽に流木を入れる時は、事前にアク抜きをする必要があります。
熱帯魚ショップにはアク抜き済みの流木も売ってはいますが、ネットショップで買う流木や、店頭でも多くの流木はアク抜き前の状態で売っています。
アク抜きをせずに水槽に入れると、流木が沈まずに浮いてしまったり、水が茶色く濁ります。必ず、しっかりとアク抜きした流木を入れてください。
流木のアク抜きにはいくつか方法があります。
- 水に浸けておく・・・2~4週間
- アク抜きパウダーを使う・・・3~4日
- 熱湯で煮沸する・・・数分~数十分
水に浸けておく
水に付けておくのは最も簡単ですが、時間がかかります。
バケツなどに水道水を入れ、完全に流木が浸かった状態で2~4週間ほど浸け置いてから、水道水でしっかり洗います。
その後、水道水にしばらく入れてみて、水が濁るようでしたら、さらに数日~数週間ほど水に浸けます。
アク抜きパウダーを使う
流木専用のアク抜きパウダーを使う方法が最も簡単です。値段も安いです。
バケツなどに水道水を入れ、アク抜きパウダーを溶かします。
アク抜きパウダーは20g×3袋入りで、15リットルの水道水に対しパウダーを1袋溶かします。バケツの容量に応じて、量は調整してください。
あとは2~3日ほど流木を浸けおいたら、流木を取り出して水道水のみにしてさらに1日ほど浸け置きます。
水道水でしっかり洗ったあと再び水道水に入れてみて、まだ濁りが出るようならさらにアク抜きパウダーを使って1日ほど浸け置きます。
なるべく大きなバケツに大量に水を入れてアク抜きした方が、早く的確にアク抜きができます。水道水だけよりもアク抜き期間をかなり短縮できます。
熱湯で煮沸する
大きな鍋などで流木を煮込むという方法もあり、この方法なら短時間でアク抜きができます。
しかし、流木が入るほどの大きな鍋が必要となるので、家庭用のコンロでやるのはなかなか難しいと思います。
水槽セット
ガラス水槽、外掛け式フィルターなど水槽立ち上げに必要なものが揃ったセット。
バックスクリーンを貼るために必要なものが揃ったセット。バックスクリーンは仕上がりが綺麗な糊タイプがおすすめ。
必須用品(ろ過・エアレーション)
ろ過装置とエアレーションは静かなものを。
ろ過装置・フィルタ
静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。交換用のバイオパックもコスパが良い。
テトラ製より若干静音性に劣るが省スペース。交換用のスリムマットは若干コスパが悪いのでまとめ買いが良い。
エアレーション用品
静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。エアストーンはアンビリーバブルAIRがおすすめ。
メンテナンス用品
水替えと掃除はこまめに。
水替え用品
水替え時の水道水のカルキ抜き。
善玉菌で水槽底のフンや残餌などの汚れを分解。
生きた「ろ過バクテリア」で素早く生物ろ過を立ち上げる。
掃除用品
水替え時の水抜きでお馴染み。砂利などの低床を丸ごと掃除できるのでアクアリスト必須。
磁石の力で水槽に手を入れずにガラス面を掃除できる。
水温管理用品
室内に置いた水槽なら小型のヒーターで十分。水温コントローラー内臓で26℃に保つ。
水面に送風して水温を下げるクールファン。夏には必須だが、送風音が大きいので生活スペースに置いた水槽には使いづらい。
その他
エサや水槽レイアウト用の流木や石など。
エサ(餌)
顆粒タイプ。沈下性があるので熱帯魚の種類が多い水槽にも良い。
顆粒タイプ。粒が小さいのでゴールデンハニードワーフグラミーも食べてくれる。
流木・石・活着水草
ミクロソリウムは幅広い水質に対応し、非常に丈夫な水草。流木や石への活着性があり、管理しやすいのでおすすめ。プテロプス、トライデントなど種類も多い。