エーハイムのアクアコンパクト2004/2005のメンテナンス(ろ材交換と掃除)のレビュー記事です。
ろ材の交換、ホースの掃除など、結構めんどうなフィルタ―なので、部屋中を水浸しにしないように気を付けて行ってください。
ポイントは以下の5点です。
- 純正のホースは固く、曲がらない
- フィルタ―ヘッド取り外し時の水あふれ
- ホースストラップの外し方
- ろ材を入れる袋は破れやすい
- ろ材の交換と周期
純正のホースは固く、曲がらない
エーハイム純正のホースは固く、曲がりにくいです。まぁ、純正のホースに限った話ではなく、水槽フィルタ―用のホースは曲がりにくいのですが。
ホースが曲がらないので、ポンプとフィルターを床に水平に置くことはできません。
高さを保った状態で、上(ポンプ)と下(フィルタ―)の両方をバケツを使って受けます。どちらも相当な水があふれるので、タオルなどではなくバケツで受けます。
フィルタ―ヘッド取り外し時の水あふれ
とくに、フィルタ―ヘッドはクリップを外した瞬間に水が溢れます。
かなり勢いよく溢れるので、必ずバケツに入れた状態でクリップを外します。
1か所でもクリップが外れると水があふれてくるので、慎重に作業したほうがいいです。
ポンプを水槽から取り出す時にうっかり転ばせてしまうと、外れてしまうことがあります。
ホースストラップの外し方
ホースを掃除するときには、ホースストラップを外す必要があります。
これが固くて外れないので、外すには壊すしかなく、使い捨てと思っているひともいるみたいです。
こちらの記事で書いていますが、テコの原理を使えば簡単に外せます。
ろ材を入れる袋は破れやすい
ろ材はサブストラットプロを使います。
交換は6カ月に1度くらいのペースで1/3~2/3くらいを交換します。一度に全部交換すると、バクテリアが減ってしまいます。
サブストラットプロは専用のネット上の袋に入れてフィルタ―にセットしますが、この袋は破れやすいので丁寧に作業してください。
サブストラットプロを交換しなくても、パッド交換や掃除でフィルタ―から取り出す必要があります。(飼育水か、カルキ抜きした水道水で濯ぎ洗いします)
交換用のネットバッグを買っておくといいと思います。
ろ材の交換と周期
エーハイム アクアコンパクト2004/2005の「ろ材」交換の周期はこちらです。
ろ材 | 交換周期 |
---|---|
ストレーナー用スポンジ | 2~3回の手洗い、または6カ月 |
粗目フィルタ―パッド | 2~3回の手洗い、または6カ月 |
細めフィルタ―パッド | 1ヵ月 |
活性炭フィルターパッド | 2~4週間に1回。手洗いしない |
サブストラットプロ | 6カ月に1回、1/3~2/3を交換 |
交換用パッドセットには「ストレーナー用スポンジ×1」「粗目フィルタ―×1」「細めフィルタ―×3」が入っています。
活性炭フィルターパッドだけ別売りなので、うっかり忘れがちです。
細めフィルタ―パッドは約1か月で交換が必要です。
サボって交換しないと、ドロドロになって、ろ過効果が無くなるのでこまめに交換した方がいいです。
活性炭フィルターパッドも1か月程度しかもたないので、こちらもこまめに交換した方がいいと思います。
細めフィルタ―パッドの上に置くので、仲良く一緒にボロボロになります。
水槽セット
ガラス水槽、外掛け式フィルターなど水槽立ち上げに必要なものが揃ったセット。
バックスクリーンを貼るために必要なものが揃ったセット。バックスクリーンは仕上がりが綺麗な糊タイプがおすすめ。
必須用品(ろ過・エアレーション)
ろ過装置とエアレーションは静かなものを。
ろ過装置・フィルタ
静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。交換用のバイオパックもコスパが良い。
テトラ製より若干静音性に劣るが省スペース。交換用のスリムマットは若干コスパが悪いのでまとめ買いが良い。
エアレーション用品
静音性が高いので居住スペースに置くにも良い。エアストーンはアンビリーバブルAIRがおすすめ。
メンテナンス用品
水替えと掃除はこまめに。
水替え用品
水替え時の水道水のカルキ抜き。
善玉菌で水槽底のフンや残餌などの汚れを分解。
生きた「ろ過バクテリア」で素早く生物ろ過を立ち上げる。
掃除用品
水替え時の水抜きでお馴染み。砂利などの低床を丸ごと掃除できるのでアクアリスト必須。
磁石の力で水槽に手を入れずにガラス面を掃除できる。
水温管理用品
室内に置いた水槽なら小型のヒーターで十分。水温コントローラー内臓で26℃に保つ。
水面に送風して水温を下げるクールファン。夏には必須だが、送風音が大きいので生活スペースに置いた水槽には使いづらい。
その他
エサや水槽レイアウト用の流木や石など。
エサ(餌)
顆粒タイプ。沈下性があるので熱帯魚の種類が多い水槽にも良い。
顆粒タイプ。粒が小さいのでゴールデンハニードワーフグラミーも食べてくれる。
流木・石・活着水草
ミクロソリウムは幅広い水質に対応し、非常に丈夫な水草。流木や石への活着性があり、管理しやすいのでおすすめ。プテロプス、トライデントなど種類も多い。