複数端末をBluetoothでペアリング(接続)できるキーボード、マウス、ディスプレイアダプターがあれば、複数端末で切り替えながら使うことができます。
パソコンだけでなく、タブレットとも共用することができるので、キーボードやマウスをあっちこっち持ち替える必要が無くなります。
ワイヤレス接続なので机の上は片付きますし、コードの煩わしさもありません。
ネットも必要ありませんし、10メートル程度まで接続できるので、例えば広い会議室などでも使うことができます。
この記事ではお勧めの製品と接続方法、事前に知っておきたい注意点を紹介します。
お勧め製品と使い方
キーボードとマウスは、Bluetoothで接続するタイプを選びます。
無線レシーバをUSBポートに挿すようなワイヤレスタイプとは違い、複数末ペアリングすることが可能です。(だいたい3つまでが多い)
ディスプレイはワイヤレスディスプレイアダプターを使います。
キーボード
複数端末にペアリングできるBluetooth接続タイプのキーボードを選びましょう。
お勧めはエレコムやロジクールなどの日本語配列のキーボードです。
Ankerなどのキーボードも良いですが、英語配列だと慣れるまで使いにくいです。日本語配列のキーボードを使っている人は、英字配列ではないことを確認してください。
写真はエレコムのワイヤレスキーボードで、3デバイスまでペアリングできます。1回ペアリングすると、次からは自動で繋がります。
切り替えは「Fnキー+切替端末に対応するキー」を同時に押すことで切り替わります。切り替わるまでは1~2秒程度ですのでストレスなく使えます。
海外製の安い製品の場合、切り替えがスムーズにできなかったり、打鍵のタイムラグがあったりします。
ストレスなく使うためには、ある程度の値段のものを買う方がよいです。
マウス
複数端末にペアリングできるBluetooth接続タイプのマウスを選びましょう。
こちらもお勧めはエレコムやロジクールなどのメーカー製です。
写真はエレコムのマウスで、3デバイスまでペアリングできます。1度ペアリングすると、次からは自動で接続されます。
デバイスの切り替えは真ん中にあるボタンのクリックで行います。クリックするごとにデバイスA、デバイスB、デバイスCと切り替わっていきます。
こちらも切替まで1~2秒ですのでストレスはありません。
ディスプレイ
ディスプレイはワイヤレスディスプレイアダプターを使います。
マイクロソフトの製品で少し高いですが、品質面で選びましょう。他の安いレシーバーは画質が悪かったり、操作が遅延して画面に伝わったりします。
ディスプレイに取り付けることで、Bluetooth対応のパソコンやタブレットからワイヤレスで接続できます。
USBから電力共有するので、ディスプレイにUSBポートが無い場合は、ACアダプターでコンセントに繋いでOKです。スマホの充電器などで使うあれです。
残念ながら、ディスプレイはマウスやキーボードのように自動で接続はされません。毎回、パソコンやタブレットから接続操作をして繋ぐ必要があります。
切り替えもボタンひとつでは出来ないので、ディスプレイに接続している方のデバイスを切断して、別のデバイスで接続操作をする必要があります。
頻繁な切り替えには向きません。そういう場合はHDMI切替器を使った方が便利です。ただ、HDMI切替器はワイヤレスではないので、コードが嫌な人はワイヤレスディスプレイアダプターがお勧めです。
ペアリング方法(接続方法)
キーボード、マウス、ディスプレイの接続方法を説明します。パソコンの場合で説明しますが、どれもほとんど同じ操作です。
キーボード・マウス・ディスプレイの接続方法
Windowsの場合、画面右下のアイコンをクリックして設定画面を開き、「接続」をクリックします。「接続」が見つからない場合、「展開」をクリックするとメニューが展開されます。
ディスプレイの場合はディスプレイアダプター名が表示されるので、それをクリックすれば接続することができます。
キーボード、マウスの場合は「他の種類のデバイスを探す」をクリックします。
「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリックします。Bluetoothがオンになっていない場合はONにしてください。
「Bluetooth」をクリックします。ペアリングモードになっているデバイスが表示されるので、キーボードやマウスの名前をクリックします。
1回ペアリングしてしまえば、次からはデバイスを立ち上げると自動で繋がります。
在宅ワークにはこちらもおすすめです。
読書の習慣がある人は幸福度が高い、らしい。