旅行や出張などで外出する時、モバイルWi-Fiルータをレンタルしておくと、いつでもどこでも高速でインターネットが利用出来て便利です。
最近は無料Wi-Fiを提供しているカフェや商業施設も増えてきましたが、それでもまだまだWi-Fiを使えるところは少ないです。
何よりも、無料Wi-Fiは速度が遅かったり、すぐに切断したりして、利用に耐えないことがほとんどです。
今回、1週間ほどモバイルWi-Fiルータをレンタルするにあたり、WiFiレンタル楽天市場店とDMMいろいろレンタルを比較しました。
楽天が最も安く、融通の利くプランを提供していましたのでレビューします。
この記事で分かること。
- Wi-Fi(モバイルルータ)レンタルの価格比較
- モバイルWi-Fiの使い方
- スマホのテザリングも利用できる
モバイルWi-Fiルータのレンタル比較
今回は旅行で1週間ほどレンタルしたかったので、1日~1週間程度のプランがあるところを探しました。
比較・検討したのは「楽天のレンタルショップ」と「DMMいろいろレンタル」の2つ。
どちらも普段から利用しているサービスで、ポイントの利用&ポイント獲得ができることからこの2つを比較しました。
価格、高速通信上限で比較
楽天の場合、レンタル可能なショップは複数ありますが、その中で最も適当だった「WiFiレンタル楽天市場店」で検討しました。
検討するときの最も重要なポイントは次の3点です。
- レンタル期間
- 料金
- 高速通信の上限(1日あたり何GB使えるか)
レンタル期間はどちらも1日単位~1週間、1カ月まで選べますが、1週間、1ヵ月などのパックの方がお得です。
今回はどちらも1週間のパックで検討しました。
比較 | WiFiレンタル楽天市場店 | DMMいろいろレンタル |
---|---|---|
モバイルWi-Fiルータ | 601HW Pocket WiFi | Speed Wi-Fi NEXT W01 |
レンタル期間 | 1週間 | 1週間 |
価格 | 1,940円 | 3,290円 |
高速通信上限 | ・1GB/1日(高速通信) ・無制限(上限超過後) |
・直近3日間で10GB以上(高速通信) ・無制限(上限超過後) |
最大同時接続数 | 14台 | 10台 |
価格の面では楽天の方がDMMよりも1,300円ほど安いですね。楽天の方が40%近くも安いことが分かります。
高速通信上限で見ると、楽天は1GB/1日の制限があり、これを超過した場合は低速通信になります。
スマホで速度制限にかかったことがある人は分かると思いますが、低速通信は128Kbpsなので、まともにインターネットが使えないレベルになります。
ただし、1日ごと(午前0時)にリセットされるので、動画を見るなどの大容量通信をしないのであれば問題ないと思います。
DMMの方は直近3日間の合計が10GB以上で速度制限があります。1日平均3.3GBほどになるので、楽天よりもデータ量は大きいですね。
大容量データ通信を想定しているのであれば、こちらの方が良いと思います。
今回は旅行中のネットサーフィンやブログを主に考えていたので、1GB/1日で十分と考えて楽天を選びました。
なお、1日だけ1GBを超過した日があったのですが、そこは後述する「スマホのテザリング」で乗り切りました。
1週間の間は常にWi-Fiを使っており、スマホの通信残量に余裕があったので、テザリングという方法が取れたわけです。(後述します)
最大同時接続数はあまり気にする必要はないですが、大人数で使いたい場合は見ておきましょう。
- 安さがWiFiレンタル楽天市場店の決め手
その他(バッテリ、返却方法など)で比較
価格と高速通信上限が最も重要な要素ですが、他の比較観点として「バッテリ(連続使用時間)」「返却方法」「送料」などもあります。
1回の充電で使える時間は長い方がよいですし(旅行中は寝ている時しか充電しない)、レンタルなので返却方法も簡単の方がいいですからね。
比較 | WiFiレンタル楽天市場店 | DMMいろいろレンタル |
---|---|---|
バッテリー使用時間 | 8.5時間(高速通信時) | 8時間(高速通信時) |
返却方法 | ゆうパック(ポスト投函OK) | 佐川急便(集荷依頼が必要) |
送料 | 無料 | 無料 |
バッテリー使用時間はどちらのモバイルWi-Fiルータも8時間程度と差はありません。高速通信時の連続使用時間で8時間なので、十分ですね。(その前に通信上限に達してしまう・・・。)
返却方法はWiFiレンタル楽天市場店のゆうパックの方が便利です。
伝票も梱包用の資材も全て同梱されていますので、そのままポストへ投函またはコンビニなどに持っていけば返送できます。
DMMの方は佐川急便に集荷依頼をして取りに来てもらうか、直接営業所までもっていかなければならないので時間を拘束されてしまいます。
- ゆうパックという返却方法の簡易さがWiFiレンタル楽天市場店の決め手
モバイルWi-Fiルータの使い方
モバイルWi-Fiルータの使い方と、通信制限の考え方について説明します。
モバイルWi-Fiルータの使い方
モバイルWi-Fiルータの使い方はどの機種でも変わりません。
電源を入れたら、スマホまたはパソコンのWi-Fi選択欄に端末に記載されているネットワーク名(SSID)が表示されるようになるので選択し、同じく端末に記載されているパスワードを入力します。
接続方法は以下に詳しく記載されています。
ちなみにSSIDとは「Service Set Identifier」の略で、Wi-Fiを一意に特定するIDです。
通信制限の考え方
WiFiレンタル楽天市場店の場合、1GB/1日の上限は1日ごとにリセットされます。
1GBは2時間の映画を見る程度の通信料です。動画を見なければ十分な容量だと思います。(ブログ作業などで画像アップロードを多用しているとNGですが)
DMMいろいろレンタルの場合、直近3日で3GBが上限なので、次のようになります。
10GBのイメージはこんな感じ。
故障時の補償
WiFiレンタル楽天市場店には故障時の補償もあります。40円/1日ですので、入っておけば万が一の時に安心です。
足りなければスマホのテザリングでカバー
1GB/1日の容量制限を使い切ってしまった場合は、スマホのテザリングでカバーするという方法もあります。
テザリングとは、iPhoneやAndroidのスマートフォンをWi-Fiルーターのように利用する機能のことです。
モバイルWi-Fiルータを使っている間は、スマホもルータに繋げて使っていると思うので、スマホの通信量は普段よりも抑えられていると思います。
モバイルルータの通信量を使い切ってしまった場合は、スマホのテザリングでスマホの通信量を使うことで臨時対応するという方法が取れます。
使いすぎてしまうとあっという間に通信制限にかかってしまうので、通信残量は常にチェックするようにしましょう。
iPhoneのテザリング方法
①「設定」からインターネット共有をタップ。
②Wi-FiとBluetthoothをオンにするをタップ。
③パソコンのWi-Fi選択画面で「iPhone」が表示されるので、それを選択。
Wi-Fi環境が無い場所への旅行や出張にモバイルWi-Fiルータは必要です。
しかし定期契約してしまうのはもったいない・・・レンタルを使いましょう!
読書の習慣がある人は幸福度が高い、らしい。