ずっと前から気になっていた全天球カメラのシータを使ってみました。存在自体はかなり昔から知っていたものの、漫画monoでヒロインのさっちゃんが使っていたので、私も使って見たくなりましたので、感想をレビューしようと思います。
あ、ちなみに漫画monoはこれです。ゆるキャン△と同じ作者さんなので、ゆるキャン△が好きな人は読んでみてください。黒髪の女の子が掲げているのが全天球カメラですね。
それでこのシータですが、結論から言うと、かなり良かった。めっちゃ面白い。
撮影した写真をグリグリ動かしたり、タイムラプス動画を撮ってみたりしただけですが、360°グリグリと動かせるのは新感覚でかなり楽しいです。
友人たちにも見せてみたところ、ウケもかなり良い。話題作りにも最適です。飲み会とか合コンで使いたい。
このシータは専用の防水ハウジングケース(30メートルに対応した本格防水)も発売されたので、シュノーケリングには絶対に持っていきたいと思っています。
Go Proで取る写真や動画もいいけど、シータで取る写真や動画は絶対に面白いし、仲間ウケしそう。
シータ(RICOH THETA)とは
リコーのシータは360°ぐるりと撮影できる全天球カメラです。
実際に見た方が分かりやすいですね。こんな感じの写真が撮れます。これは360°のひとつの場面を切り出しているものなので、ぜひリンク先のリコーのHPで360°動かせる写真を見てください。
リコーのHPには他にもたくさんのサンプル写真があります。そこで写真を上下左右にグリグリしてみてください。上下左右どちらにも360°動かせることが分かると思います。
すごいカッコイイですよね。こんな写真が簡単に撮れるんです。
実際にはシータはカメラなので、取った写真をスマホに転送してアプリ上で見ます。でもこのシータ自体にWi-Fi機能が搭載されているので、どこでもスマホと接続して写真を転送することができるので問題ありません。
カメラは片手に収まるくらい小さく、前後ろにレンズが付いています。これで360°撮影することができるのです。
風景だけでなく、大勢での集合写真なんかをこれで撮ると、全体が映って面白いです。高校の文化祭、体育祭とかで使って見たかったなぁと思います。私が学生のころにこれがあれば良かったのに。
なお、両面にレンズがあることで傷つきやすいので、未使用時は付属のソフトケースに入れて保管します。
それでは、シータで出来ることを紹介していきましょう。
360°の写真・動画を撮影する
まずは当然、これ。360°の写真、動画を撮影すること。
ここで特筆しておきたいのが、写真や動画の品質の高さ。解像度が高く、すごく奇麗な写真が撮れます。また夕焼けや夜景など暗い場所でも奇麗に撮影することができ、人間の目で見るよりも遥かに奇麗な写真になります。
あれ、こんなに奇麗だったかな・・・?と思うくらいです。
リコーのHPでもたくさんのサンプル写真が公開されています。ぜひグリグリしてみてください。最初に紹介した風景だけでなく、サッカーや野球の試合、友達との飲み会、キャンプや登山など、取る場所によって360°写真には全く違う面白さがあります。
これはサッカーの試合でバルーンを飛ばしている時の写真ですね。
次に動画。シータは360°の静止画だけでなく、360°の動画も撮影できます。
Youtubeでは動画もたくさん公開されているので見てみましょう。次の動画はシータ公式の作品集で紹介されている中のひとつです。
ただひとつ、シータの360°写真、動画は360°映るので、必ず自分が映りこみます。撮影方法によっては映らないことも可能ですが(タイマーを使って物陰に隠れるとか)、普通は映り込みます。
なので、ネットにアップするときには注意が必要です。
私がこの記事で自分が撮影した写真や動画を使えていないのも、自分が映りこんじゃったからです。記事用に映っていない写真も撮っておけば良かったんですが、完全に忘れてました。(サンプル引用ばかりですいません・・・)
VRゴーグルで楽しむ
シータで撮影した静止画、動画は流行りのVRゴーグルで見ることができます。
家電量販店ではシータの横にVRゴーグルを置いて、実際に視聴することができるところも多いですよ。一緒に買わせようとしてきますが・・・。それなら割引してくほしい。
安いVRゴーグルでも十分なので、ひとつ持っておくと楽しみ方が広がると思います。
タイムラプス動画を撮影する
シータはタイムラプス動画も撮影することができます。これは漫画monoの中でヒロインのさっちゃんが日没や夜景を撮っていて、私も絶対にやりたかったこと。
タイムラプス動画とは、テレビなどでもよく見る同じ景色の時間の早回しです。同じ場所で時間を置きながら何枚も写真を撮り、それを早回しで見せるやつですね。
ビルの建設とか、花が咲く様子とかの早回し動画をテレビでもよく見ると思います。例えば鉄腕ダッシュでは鉄板ですよね?あれです。
こちらは雲が流れる様子をタイムラプスした動画。ちょっと地味ですね・・・。タイムラプスは日の出、日没、夜景など色的にも動きがあるものを撮影すると楽しいですよ。
シータ(RICOH THETA)のモデル比較
シータには高いものから安いものまでいくつかモデルがあります。目的や用途によってどれを買うべきかは変わってきますが、個人的にはTHETA Sが良いと思います。これを選んでおけば、機能的にも性能的にも全く問題ありません。
機能や性能をそれほど求めず、安く買いたいならTHETA SCがお勧めです。こちらはカラーバリエーションが豊富なので、女性はこちらを選ぶのがいいかもしれませんね。可愛らしいカラーリングです。
値段は気にしないからとにかく高機能、高性能な方がいい人はTHETA Vです。こちらは4Kで撮影ができますので、超々高画質な映像が撮影できます。
以下に各モデルを比較しましたので参考にしてください。なお、値段はAmazonでの価格です。
THETA SC | THETA S | THETA V | |
値段 | 20,983円 | 31,495円 | 45,475円 |
カラー | ベージュ、ホワイト、ピンク、ブルー | ブラック | メタリックグレー |
有効画素数 | 1200万画素 | 1200万画素 | 1200万画素 |
最高ISO感度 | ISO1600 | ISO1600 | 静止画:ISO3200 動画:ISO6400 |
最高シャッター速度 | 静止画:1/8000秒 動画:1/8000秒 |
静止画:1/6400秒 動画:1/8000秒 |
静止画:1/25000秒 動画:1/25000秒 |
静止画解像度 | 5376×2688 | 5376×2688 | 5376×2688 |
動画画解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 | 3840 x 1920 |
動画記録時間 | 5分 | 25分 | 25分 |
動画に拘るならTHETA Vがいいかと思いますが、個人的には全天球カメラは動画よりも静止画が面白いので、THETA SCかTHETA Sでいいかなーという感じです。それでレジャーとか夜景とかにも使いたいなら、少し性能の良いTHETA Sがお勧めです。
頻繁に利用しないならレンタルがお勧め
私としては、<https://amzn.to/2U6If2D” target=”_blank” rel=”noopener”>シータは日常使いしたいガジェットです。
未だ持っている人が少ないためそれだけで話題になるし、360°の写真は飲み会などでのウケも良いでしょう。大人数が集まる宴会などでの記念写真にも使えます。
値段もエントリーモデルであれば高くないので、出来れば購入して普段から持ち歩いて使いたいところ。
ただ、旅行などの特定期間に少しだけ使いたいというニーズもあると思います。そんな時はレンタルするのがお勧めです。年に1、2回くらいしか使わないというのであれば、レンタルで使うのも良い選択肢だと思います。
私はまずお試しで使ってみたかったのでDMMでレンタルしました。
おわりに
このシータですが、アニメ「ゆるキャン△」の原作者である「あfろ」氏の新作漫画「mono」でヒロインのさっちゃんが使っている「ヴィータ」のモデルです。
漫画の中でも360°の写真やタイムラプス動画を撮っていました。もともとシータの存在は知っていましたが、この漫画をきっかけに「使ってみたいな」と思い今回の記事を書いているわけです。
さて、次は夏にシュノーケリングで使ったら、ハウジングケースの性能も含めてまたレビュー記事を書きますね。
読書の習慣がある人は幸福度が高い、らしい。