(2018/12/08追記)
こちらの記事に8ヵ月間使用してのレビューを纏めました。
Jabra Elite 65t、お勧めです。(ちょっと高いですけど、その価値ありますよ)
これまでSonyのワイヤレスイヤホンを使っていましたが、完全ワイヤレスイヤホンの選択肢が増えてきたのでJabra Elite 65tに買い換えました。
Sonyのワイヤレスイヤホンは、スマホとの接続はBluetoothでワイヤレスでしたが、本体とはコードで繋がっているので、それが邪魔だったんですね。
左右分離型で完全コードレスのイヤホンは、以前から欲しかったのですが、やっと買い換えました。
完全ワイヤレスイヤホンですが、使ってみると、これ、ものすごく良いです。
完全ワイヤレスというだけあって、全くワイヤ(コード)がないのでとても快適です。
あ、この記事ではコードって呼びますね。なんか、イヤホンコードのことをワイヤってあまり言わない気がするので・・・。
スマホと繋がっていないのでスマホを自由に出し入れできますし、カバンやバックパックから荷物を出すときなどにもコードが引っかかって鬱陶しということが全くありません。
値段はそれなりにしますが、コード付きのイヤホンに煩わしさを感じている人は、買い換える価値があると思います。
しかも、Jabra Elite 65tはデザインもカッコよく、使っているとオシャレで周りに自慢できます。(たぶん)
完全ワイヤレスイヤホンを買おうと決めてから他の製品も色々と検討したんですが、やはりこれがデザイン的にも機能的にもお値段的にも最高だったんですよね。
(私はAppleユーザのため、Apple AirPodsも考えたんですが、何しろダサい・・・)
以下で装着時の様子なども見れるので、チェックしてみてください。カッコイイですよ。
完全ワイヤレスイヤホンとはどんなものか
完全ワイヤレスイヤホンとは、その名の通りワイヤ(コード)の一切ないイヤホンのことを指します。
「完全」という言葉が示す通り、イヤホン単体で完結しており、コードが全くないのです。
これまでは「ワイヤレスイヤホン」を謳っている製品でも、コードがあることは多々ありました。
買い換えるまで私が使っていたSonyのMDR-EX31BNもそうですね。
こちらの場合、スマホとの接続はBluetoothを使うのでそこはワイヤレスなのですが、本体とイヤホンはコードで繋がっているんですね。
本体とイヤホンを繋ぐコードが短いため、ワイシャツの胸ポケットなどにクリップ止めして利用していました。
ただ、これだとバックパックから荷物を出すときなどにコードが引っかかって邪魔ですし、胸ポケットのないTシャツだとクリップを止めるところがなくて困っていました。
Jabra Elite 65tの場合、画像を見れば分かるように耳に装着するイヤホンしかないので、完全に身軽になります。
この快適さは半端じゃないですよ。
Jabra Elite 65tの使い心地
最高です。買い換えて大正解でした。
完全ワイヤレスイヤホンを選ぶときにポイントにしたのが「付け心地」「バッテリー持続時間」「値段」「デザイン」「音質」でした。
私は通勤時間が長い上、外で作業することも多いので、そこそこ長時間イヤホンを付けていることが多いです。
とにかく私は、ひとりでいる時間は音楽か英語をひたすら聞いていますからね。
ですので、私にとっては「付け心地」「バッテリー持続時間」が最重要ポイントで、それに加えて「値段」「デザイン」「音質」を選ぶ際の基準にしました。
それぞれ見ていきましょう。
付け心地
かなり良好です。
公式ホームページの装着時の写真を見てもらえればわかりますが、耳にすっぽりと入るカナル型です。
3、4時間つけっぱなしでいても耳が痛くなりませんでした。
イヤーピースもサイズ別に複数付属しているので、自分の耳のサイズにあったものを選択できます。
また、ジムでの運動中にも使ってみましたが、しっかりと耳に収まるので外れることはありませんでした。
公式ホームページでも防じん、防滴を謳っているので、ジムでの運動くらいなら使用しても問題ないと思います。
コードが全くないので、動いていてもコードが顔や首に触れることがないので快適です。
私はそれが結構イヤだったので・・・。
バッテリー持続時間
連続稼働時間は5時間です。
これだけでも十分ですが、付属のケースが充電器も兼ねており、2回分の充電が可能です。
合わせて15時間の連続使用が可能ということですね。
充電器を兼ねたケースもシンプルかつ頑丈なので、使用していないときはこのケースに収納しています。
ちなみに私が他に検討した完全ワイヤレスイヤホンのそれぞれの連続使用時間を参考までに載せておきますね。
最近の製品はどれも持続時間良いですね。連続使用時間だけを見ると、どれでも問題ないと思います。
Jabra Elite 65t | 5時間+ポータブルケースでの充電2回分10時間 |
---|---|
Sony Xperia Ear Duo XEA20JP | 4時間+ポータブルケースでの充電2回分12時間 |
Bose SoundSport Free | 5時間+ポータブルケースでの充電2回分10時間 |
Apple AirPods | 5時間+ポータブルケースでの充電で24時間以上 |
値段
完全ワイヤレスイヤホンは、やはり値段はどれもそこそこお高いです。
私は2万円前後の予算で探していたので、JabraかBoseのどちらかにしようと思いつつ調べていました。
Sonyも機能的に面白そうだったので候補に上げていましたが、そこまで機能に拘るつもりもなかったので、値段を考えて候補から落としました。
SonyのイヤホンはAssistant for Xperiaというスマートアシスト機能があり、受信したLINEメッセージの音声読み上げや、音声でのメッセージ入力・送信が可能とのことで、これは使ってみたかったんですけどね。
満員電車の中でLINEが着信した時に、音声で読み上げてくれたら便利じゃないですか?
値段も検討した機種を参考に乗せておきます。Sony、Boseはちょっとここまでは出せませんでした。
Jabra Elite 65t | 22,600円 |
---|---|
Sony Xperia Ear Duo XEA20JP | 29,340円 |
Bose SoundSport Free | 29,160円 |
Apple AirPods | 17,315円 |
デザイン
先にも書きましたが、デザインの点でAirPodsは落選しました。
なんか耳から垂れているみたいでダサいんですよね。
Appleのデザインはどれも好きなんですが、このイヤホンのデザインはなんなんだろう。
同じようにSonyの下掛けも実際にやっている人を見て、個人的に好きじゃなかったので止めました。
Jabraのデザインはかっこいいですね。
イヤホン本体はもちろん、充電器も兼ねたポータブルケースもコンパクトでカッコイイです。
カラーも複数あり、私はTitanium Blackを選びましたが、Copper Blackもカッコ良さそうです。
音質
音質はかなり良いと思います。
また、カナル型のため周囲の音も気になるほど入ってきません。
パッシブノイズキャンセリングとも呼ばれますが、耳栓のように遮音性を高める作りをしているので、周囲の音をかなり遮断してくれます。
ただ、周囲の音が聞こえないと困る場面もありますよね。
そんな時、Jabraでは「HearThroughモード」という機能を持っていて、これをONにすれば、周囲の音を聞くことができます。
電車に乗っていてアナウンスを聞きたいときなどは「HearThroughモード」をONにして、音楽に集中したい時などはOFFにしてやれば良いと思います。
ここでひとつ注意してほしいのは、Jabraのパッシブノイズキャンセリングは、機能的に周辺の騒音をカットする「デジタルノイズキャンセリング」とは別物ということです。
パッシングノイズキャンセリングは、さっき述べたように耳栓のように物理的に遮音するもので、HearThroughモードは外の音を聞くために「マイクで拾った周辺の音を取り込む機能」です。
つまり、HerarThroughモードは、イヤホンで耳をふさいでいて聞こえない外の音をマイクから取り入れてイヤホンに届ける機能です。
それに対し、例えば私が買い替え前に使っていたSonyのMDR-EX31BNなどはかなり高性能なデジタルノイズキャンセリング機能を搭載していますが、これは周囲の音をデジタル処理で打ち消して音をカットします。
こちらはノイズキャンセル機能をONにした瞬間、周囲の音がフッと消えるような大きな効果があります。
残念ながら、それほどの機能は完全ワイヤレスで実装するのは難しいらしく、どこのメーカも実現できていないようです。
ノイズキャンセリング機能に拘りがある方は、コード付きのイヤホンを選択した方が良いかもしれません。
ただ、Jabraの遮音性もかなり高いので、普通の生活の中で使う分には全く気になりません。
よほど騒がしい場所(マクドナルドとか・・・)でもない限り、不便はないと思います。
アプリ連動で超便利
Jabraからヘッドセット向けのスマートフォンアプリがいくつかリリースされていますので、これらを使うことでより便利に完全ワイヤレスイヤホンを楽しむことができます。
Jabra Elite 65tはイヤホン単体でも様々な操作が可能です。
例えば音量の上げ下げ、次の曲へスキップ、電話に応答する、などですね。
アプリがなくても十分に使いこなせますが、先ほど述べたHearThroughモードの切り替えなどはアプリを使って行います。
まずはJabra Elite 65tを使うなら必ずインストールしておきたい「Jabra Sound+」を使い方と合わせて紹介しますね。
スマホアプリのJabra Sound+を入れておくと超便利
これがJabra Sound+のホーム画面です。
右上にイヤホンのバッテリ残量が表示されています。
スマートフォンの右上のアイコンにも残量マークは表示されますが数値まではわからないので、詳細なバッテリ残量はアプリから確認すると良いでしょう。
ホーム画面の「基本設定メニュー」からは、HearThroughモードのON/OFFの切り替えが行えます。
静かに音楽を聴きたいときには「OFF」で、外を歩いている時や電車に乗っているときなど、周囲の音が聞こえないと危ない場合などには「ON」に設定するのが良いでしょう。
イヤホンをしていて周囲の音が聞こえないことによる事故が増えていますので、そういう状況ではHearThroughモードは「ON」にしておきましょう。
基本設定メニューの下の通勤メニューは電車等の公共交通機関利用時を想定しているようで、HearThroughモードがONになり、周囲の音が聞こえるようになります。
さらにその下のフォーカスメニューではHearThroughモードがOFFになり、周囲の音が聞こえにくくなります。
ホーム画面から楽に切り替えられるので便利です。
スマートアシスタンスとの連携も可能
実はこれもJabra Elite 65tの大きな売りのひとつです。
Google AssistantやAppleのSiri、AmazonのAlexaと連携することができます。
Amazon Alexaと連携できる完全ワイヤレスイヤホンとしては日本初だそうです。
私はiphoneユーザですが、アプリなどはGoogleをメインに使っており、家でもGoogle Homeを使っているので、Google Assistantとの連携はとても便利です。
主に私はGoogle Play Musicで音楽を聞いていますね。
iTunesに取り込んだ音楽はすべてGoogle Play Musicにアップロードされるようにしているので、これはとても便利ですよ。
また、外出先からGoogle Homeで家電をコントロールするときは、これまではスマホのアプリから行っていたのですが、Jabraから音声操作できるようになりました。
具体的には、家に帰る前に電気、テレビ、エアコンをつけたりとかですね。
Hey Google, Turn on the TV とか。便利ですよー。(私の家のGoogle Homeは英語設定です)
これからはこんな風に、あらゆるものが音声操作可能になっていくのでしょう。
- 完全なコードレスで煩わしさゼロ
- 連続再生時間5時間
- ポータブルケースでの充電で15時間
- デザインがシンプルかつクール
- 遮音性が高く、音質もGoog
- 外の音が聞きたいときはHerarThroughモード
- スマートアシスタントとの連動が可能
というわけで、この記事では完全ワイヤレスイヤホンのJabra Elite 65tを紹介しました。
これからは間違いなく左右分離型でコードのない「完全ワイヤレスイヤホン」が主流になっていきます。
ぜひ時流に乗っていってください。
読書の習慣がある人は幸福度が高い、らしい。