覆面アーティストのバンクシーのものと思われる作品が、GW中に都庁で限定公開されると発表されました。
バンクシーは世界的に有名な覆面画家ですが、彼(彼女?)の作品らしきものが、日本の各地でも発見されています。
その中のひとつ、港区の防潮扉に描かれていたネズミの絵が、ゴールデンウィークの2019年5月から、都庁で公開されることが決定しました。
昨年に都が防潮扉ごと撤去をしていましたが、大きな反響があったことから公開を決めたそうです。
果たして本物のバンクシー作品なのでしょうか?
この記事では、覆面アーティストのバンクシーとは何者なのか、そして都庁で公開される作品についてまとめます。
Contents
覆面画家のバンクシーとは
バンクシーはロンドンを拠点に活動しているという、性別も年齢も生まれた国も何もかもが不明な覆面アーティストです。
それゆえに活動時期も不明ですが、2000年ごろからの芸術活動が確認されています。
最近ではオークションで落札された作品が、落札者の目の前でシュレッダーにかけられてバラバラなりました。この件はニュースにもなり、大きな話題になりました。
実はこれ、シュレッダーで裁断されるところまで含めてバンクシーの作品であったと評価されています。
都庁でバンクシー作品が公開
都庁で公開される予定のバンクシーのものとされる絵がこちらです。
公開期間は以下のとおり。
公開期間 | 場所 | お値段 |
---|---|---|
2019年04月25日~05月08日 | 東京都庁第1庁舎の2階 | 無料! |
2週間の限定公開なので、新宿に立ち寄った際には忘れずに見に行きましょう!
この絵が描かれていたのは、東京都港区にある防潮扉です。
実はこの絵、10年以上前から存在しており、都庁の職員は把握していたとのこと。
昨年になって東京近代美術館の館長から「バンクシーの作品ではないか」との情報提供があり、都が防潮扉ごと撤去していました。
撤去前には、小池東京都知事も実際に見に行っていたようです。
あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵が都内にありました! 東京への贈り物かも? カバンを持っているようです。 pic.twitter.com/aPBVAq3GG3
— 小池百合子 (@ecoyuri) 2019年1月17日
本物かどうかを問い合わせているとのことですが、返答はないとのこと。
本物だと判明したら、限定公開ではなく永続的な公開もあるかもしれませんね。